(あつぎにぎわい処から発信する「あつぎにぎわい処ブログ」、略して”にぎブロ”2月1日からのグランドオープンに向け、試験放送中で~す。って明後日じゃん?)
2月1日号の市広報を手にされた方から、2月20日の落語会、23日のハープコンサートの問い合わせ電話を何本かいただきました。落語会もハープも、入場希望の方は、来週4日から7日までの間に、お電話かファクシミリをにぎわい処(電話046-225-2840 ファクシミリ046-221-7790)までお願いします。
市内在住の立川らく八さんの落語会も、今月で3回目。先月の初笑いでは、定員の3倍を超える申込みをいただきましたので、20日は昼夜2回公演をお願いしました。申込み1件当たり、2人まで入場していただけますので、お誘い合わせの上、是非お申込みください。
らく八さんの名前や落語会のタイトルを、見事な寄席文字で書いてくださっているのが、市内の荻野地区にお住まいの近藤述之さん。相模原寄席文字同好会に所属され、仲間の皆様とご活躍されている近藤さんは、昨年11月の第1回落語会開催の記事を見られて、ボランティアを申し出てくださいました。「あつぎにぎわい落語会」や「立川らく八」と書かれた“めくり”や当日の演目も、すべて、近藤さんに書いていただいております。私たちが作るチラシにも、パソコンに登録された書体から寄席文字を選んで印刷したりしていますが、近藤さんの書かれる寄席文字とは微妙なちがいがあります。その微妙が、一枚の紙に書かれるとき、大きなバランスの違いとなって表れ、素人の私にも、手書きの素晴らしさが分かるのです。初笑いの時には、お正月らしく、朱で初笑いの字を載せてくださいました。いい感じですよね。いつもうれしくなります。近藤さんの寄席文字が、にぎわい落語会にいい雰囲気を添えてくれています。書体っていうのは、文字が表す言葉の意味以上に、伝わるものがあります。楷書体なんて使ってありといくら格式があるように思えて、和紙に毛筆で書いてあるだけで、そおーっと触ったりして。
古典落語の一つに「三枚起請(さんまいきしょう)」という話があります。起請というのは、吉原の花魁が、自分に夢中になっている男に、「年季が明けたら二人で所帯を持ちましょう」なんてことを一筆書いて渡したもので、落語では、同じ花魁から、起請をもらっていた3人の男が、3枚の起請を手に、そろって花魁に詰め寄るというようなお話になっています。いつの世も男はおバカというわけです。この話の最後に「嘘で起請を書くときは、熊野でカラスが3羽死ぬ」という台詞があります。もともと起請は、熊野神社のありがたい紙に書くことになっていて、カラスは神様の使い。だから嘘の起請を書くことは神様を欺く行為になるから、「嘘で起請を書くときは熊野でカラスが3羽死ぬ」となるわけです。現在でも、同じ文章であっても、それっぽい紙に書かれてたりすると真剣に受け止めてしまったりするわけです。もうすぐバレンタインデーだったりしますが、和紙に包んでチョコレートあげる前に是非御一考を…。
2月の落語会のタイトルは、「如月にぎわい落語会」。めくりやタイトル。今回も近藤さんの寄席文字が会場を飾ってくださる予定です。らく八さん、一番街のヘアーサロンラッキーさんの座布団、ボンからいただいたちょうちん柄の幕、市役所の厚生室の畳、そして、近藤さんの寄席文字。どれをとっても、にぎわい落語会に欠かすことのできないものばかりです。
一応これまでは、毎回、落語会のタイトルを変えてご案内しておりまして、そのたびに近藤さんの寄席文字でタイトルを書いていただいてるわけですが…
クマ「ねえ、棟梁、3月の落語会の…タイトル…つーんですか、長いらしいっすね…」
棟梁「おう、なんでも、“あつぎにぎわい落語会 弥生花月夢見月(やよいはなづきゆめみづき)”というらしいなあ…」
クマ「ずいぶん長いねえ、文字数も書いたときのバランスもあったもんじゃねえ」
棟梁「でも、近藤さんなら大丈夫だろうよ。それより、にぎわい処のお方のネタ切れが心配だな」
クマ「そうっすね。そのうち、タイトルや演目に英語なんか使やあしねえかと、アッシも心配してんですがね…」
棟梁「そんなことになったら、いくら近藤さんだって大変だあ。だって昔から言うだろ“英語で演目を書くときは、荻野で近藤さんが3度死ぬ”…てな」
らく八「おなじみの三枚起請。おあとがよろしいようで…」(あ)
花に水 人に愛 街ににぎわいを…
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