恋する厚木市…
(あつぎにぎわい処から発信する”にぎブロ”。2月1日からのグランドオープンに向け、試験放送中です。)
駅前のイルミネーションの撤去作業が行われてました。今年度は、若手商業者で組織された”まち元気アップ委員会”が中心になって、4万個のブルーのLEDが、11月18日の点灯式から1月14日までの約2ヶ月間、本厚木駅北口広場の4本に灯り、街行く人を、帰宅を急ぐ方を、そして幸せなカップルを優しいブルーの光が包んでくれました。また、年末には、ブルーの光で、冬の厚木のまちを彩ろうと商工会議所女性会による「ブルーウェーブあつぎ 光のフェスティバル」が繰り広げられました。
10年ほど前のその冬、広報課の私は、市広報の第1面を担当しました。写真は、七沢森林公園の「夢のかけはし」に飾られたクリスマスリース。平成4年から地元商店会が中心となって続けられ、今では、市の冬の風物詩として、毎年必ず話題になるスポットの一つです。その年のリース点灯の初日、先輩と二人で冬空の下、シャッターを切り続け、何とか撮影完了、翌日から、文章を書き始めました。クリスマス、星空、光、灯り…と連想して、クリスマスま でには少し早いある日、七沢のリースを見上げながら交わされる若いカップルの会話が中心の文にすることに…。「ねえ、イヴに日にも、また連れて来てくれる?」「ああ、いいよ…」…なんて、市広報1面の文章としては、前例のない調子で書き上げましたが、読んだ同僚は賛否両論。特に「星がひとつ流れた。リースの灯りとたくさん星に照らされて、 僕は彼女の肩をそっと抱き寄せた。」という最後のフレーズで、意見が分かれました。「第2案を書いて、両方、課長に見せたら…」と言う係長。その指示どおり用意した二つの文章を読んだ課長は、「お前は、どっちがいいんだ?」「こっちです。そっと抱き寄せた…の方です。」「リースとかの下に若い人が行くと、肩を抱き寄せんたべ?」「だいたい抱き寄せますね」「じゃあ、いいよ、こっちでいけよ」と…。課長あなたは素敵でした。そのときの課長がカッコ良くて、本庁舎の4階で肩抱き寄せそうになりましたね。(って、今日も本題以外がすっごく長くなっちゃてる~)。
で、原稿段階では「肩をそっと抱き寄せた。」に決まったのですが、紙面校正の最終日に係長から電話で、「”僕たちは、肩をそっと寄せ合った。”ではダメかな…」と言われ、結局印刷は、「寄せ合った」系となったのでした。まさに当事者のみが知る時代の舞台裏ってヤツですね。(そんな大したものではありませんが…)
駅前の木々から外されたブルーのライトたちは、年末にはまた、このまちの冬の魅力のひとつとして、その光で私たちを優しく包んでくれることでしょう。厚木市は、平均年齢が40.1歳(17年国勢調査)で、県内の市町村で一番若いまちです。このまちに住み、暮らす若い人たちが、魅力や愛着を感じてもらえるようなまちづくりを進めていきたいと思っています。暮れていく街角や公園の灯りになんとなくワクワクして、信号待ちさえ楽しくて仕方ないようなまち…って、若くなくたって何だかいいですよね。
「また、ココに連れて来てくれる?」って言って僕を見上げる彼女と、そっと肩を寄せ合いたくなるようなまちになって、駅や市境に、「恋する気持ち そっと援護射撃 厚木市」なんて看板が、たくさん立っちゃたりして…。ちなみに、前出の課長と私は、「そっと抱き寄せ派」です。今でもきっと…。(あ)
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